名前の風情と味



スーパーで売られているししゃもって

本当はカペリンという魚らしいですね。



本来のししゃもは貴重な魚でスーパーで売られることはないんだそうです。

普段居酒屋さんなんかで食べるししゃももおそらくはカペリン。


しかし、そう聞いても騙された!!

・・・とは思いません。



なぜならば、

本来のシシャモの味を僕は知らない上に

このカペリンという魚の味が好きだからです。

名前だけ慣れないだけで慣れ親しんだ味です。



それならカペリンも正々堂々カペリンと名乗ればいいじゃないか!

とも思いますが、

カペリンという名前だったらこんなにみんなに食べられてないかもしれません。



やっぱり名前の風情って大事ですからね。

焼きカペリンとか、メルルーサの煮つけとか

そんな名前だったら風情に乏しいですからね。
 
焼きししゃも、白魚の煮つけという方がおいしそうな感じがします。




食べ物は名前込みで楽しむものだなぁ・・・と
 
年の瀬に友達と居酒屋さんでカペリンをつまみながら

しみじみ思いました。







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コメント: 1
  • #1

    tsSLAueP (土曜日, 20 11月 2021 04:21)

    1