中の中の中の中まで調べられた話



空港でのこと・・・



インドから帰国し、税関を通ろうとしたとき、

税関のお兄ちゃんに挨拶し、

ステンレスの台の上に図他袋にいれた荷物を載せる。

チケットとパスポートを提示して華麗に通り抜けようとしたとき、



あの、これあけてもらってもいいですか?



完全にマニュアル外のことを言われた僕は動転し

「 どどどどどうぞ、これもこれも。 」

と勢いあまって鞄の中身を自分で荷物を散らかしていると

「 こちらでやりますんで大丈夫ですよ。 」

とやんわり制止される。

やましいことはないのに慌てふためく僕。

次々にカウンターに並べられる意味不明なガラクタたち、



クリケットのバット、

ガネーシャ(ヒンドゥー教の象の顔の神様)のぬいぐるみキーホルダーが20個、

友達へのばら撒き用のビリという葉っぱで巻かれたタバコが1ダース。

インド製のサイケデリックな絵柄のマトリョーシカ

などなど・・・


怪しいわけのわからんものがたくさんバッグからでてきます。


職員の人も3人くらいで手分けして荷物をあけていきます。

ポケットの中のゴミまで化粧紙に載せられどこかに運ばれていきました。


インドへ行った目的や?どこへ行ったか?

もうストレートに、

 

回りにマリファナをやっていた人は居なかったか?

などなど・・・

色々聞かれましたが

白と判断したのか最後はあっけなく

「ご協力ありがとうございます。」

と丁寧に通されました。

最後はマトリョーシカの中の一番小さな人形まで出して

隅々まで捜索した後でした。笑




確かに、帰ってきたのは10月のなかば過ぎ・・・

半そで半ズボンの不自然に薄着のひげ面の男が

インドからの滞在から帰ってきたといったらあやし過ぎます。

多分僕が税関の職員でも止めます。笑



税関は関税を取り締まるだけの関所ではないんですね。

こうして犯罪が起こらないようにお仕事をされている人がいるんだなぁと

しみじみ思いました。


脳のにも『血液脳関門』という関所があります。

いくら良いものであっても簡単には通れません。

しかし・・・

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   ここ

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コメント: 1
  • #1

    tsSLAueP (土曜日, 20 11月 2021 03:28)

    1