オブラートに包んだ物言い






テレビでやっていましたが、

「 この女優さんも太ったね! 」

オブラートに包んで女性に太ったことを伝えるときにこう言うんだそうです。笑



この『 女優さんも 』の『も』には、

「(あなたも太ったけど)この女優さんも太ったね!」

という暗喩が含まれているんだそうで・・・


こんなのわからないでしょう!!笑





そういえば、

「 オブラートに包む 」という慣用句

っていつから言いはじめたんでしょう?

海外から来た単語が日本の慣用句の席を勝ち取るとは

かなりの古参の単語なんでしょう。


調べてみると明治初期には

日本に硬質オブラート(水につけて柔らかくしてから使うもの)

が輸入され、明治20年代には初めての国産オブラートが誕生、

1902年には三重県の医師小林政太郎氏が柔軟オブラート(今のぺらっぺらのオブラート)を発明し

じょじょに市民に浸透していきました。


なんと100年以上も前からオブラートは市民の生活に根ざしていたんですね。


100年以上のオブラートの歴史を思うと、

むやみにオブラートに包んだ物言いはできませんね!!





PS:関係ない話ですが、

   昔親に隠れてオブラートを食べていたことを思い出します。
 

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コメント: 3
  • #1

    tsSLAueP (土曜日, 20 11月 2021 03:27)

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  • #2

    tsSLAueP (土曜日, 20 11月 2021 03:27)

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  • #3

    tsSLAueP (土曜日, 20 11月 2021 10:19)

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