先日わらびもちを作りました。
しかし、わらびもち作り、なめてました・・・
つくり方の工程は割と簡単です。
わらび餅粉、砂糖、水を鍋に入れて、弱火で
2時間かき混ぜ続けるだけです。
2時間です。
作り方の説明には『 透明になるまで練り続けてください。』
と書いてあったので、
気長にシャカシャカ木べらでかき混ぜてたんですが、
しばらくたっても固まる気配を見せず、
椅子を台所に持ち込みかき混ぜること1時間。
少しづつでんぷんのりのようなかたまりが木べらにまとわりつくようになりました。
が!!
そこからが戦場でした。
少しづつ水気が飛んで粘度を増していき、
ついたおもちを木べらでかき混ぜているようです。
そんな力技が30分ほど続き、
汗だくだくになりながら
わらび餅がなんとなく透明になったような気がしないでもないので手を止めました。
そのとき
スポーツ選手が体力の限界を感じて競技を引退するときの
「私はやれるところまでやった。もう辞めてもいいよね・・」
という気持ちのニュアンスの1億分の1くらい分かるような気がしました。
それを琺瑯のタッパーにいれ粗熱をとり冷蔵庫に入れ、
冷えたものを切り分け
黄な粉をまぶし黒蜜をかけ家族に振舞いました。
みんな美味しいといってくれましたが、
あれだけ台所でギッタンバッタンしながら作ってたら
美味しくないとは言えない雰囲気が漂っていました。笑
味はわらび餅でしたが食感は寒天そのもの。
食感が極めて残念でした。笑
次は早めに手を止め、冷水にわらび餅をつけておこうと思います!!
PS:醍醐天皇はわらび餅が好きで、
わらび餅に大夫(たゆう)という((五位)の位を授け、
岡大夫と呼んでいたそうで。
飼い犬を駕籠(かご)に運ばせていた綱吉もびっくりです
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tsSLAueP (土曜日, 20 11月 2021 07:00)
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