僕の住んでいる静岡市のお隣、
焼津市は怪談で有名な小泉八雲ことラフカディオ・ハーンゆかりの場所です。
八雲は、山口乙吉氏の二階を間借りし、夏休みの度に焼津で余暇を過ごしていました。
小泉八雲の短編『乙吉だるま』は
この乙吉氏との交流を描いた短編です。
『乙吉だるま』にでてくるだるまは焼津のお隣藤枝にある『藤枝だるま』で作られています。
実際に藤枝だるまさんに行って、
同じ木型で作られたものを見せてもらったことがあります。
丸い体の真ん中にしっかりした鼻がついていて
間抜けなチャーミングな顔をしていました。
↓これが本物の『乙吉だるま』です。
小泉八雲は『雪女』や『耳なし芳一』といった
どこか物悲しい怪談の他にも、
こういったエッセイや昔話も書いているんです。
その中で『若返りの泉』という話があります。
山の中で見つけた泉の水を飲んだおじいさんは、
水面に映った自分が若返っていることに気がつきました。
急いで帰ったおじいさんはおばあさんにも泉の水を飲むように勧めます。
泉に急いで出かけたおばあさんですがなかなかもどってきません。
痺れをきたしたおじいさんが泉へ行ってみると
おばあさんの着物の上で赤子が泣いていました。
それは泉の水を飲みすぎて赤子に戻ってしまった
おばあさんの姿でした。。。
何事も欲張らず、ほどほどに!
という日本らしい教訓を含んだお話ですね。
僕としてはおじいさんもついていってあげれば
こんな事態は防げたんじゃないか・・・
と、野暮なことを思ってしまいます。。。笑
世界にも『奇跡の泉』と呼ばれる泉が三つあります。
『ルルド』、『トラコテ』、『フンザ』
この三つの『奇跡の泉』に共通した秘密があることが分かりました・・・
つづきはこちら
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
【世界三大奇跡の水】
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tsSLAueP (土曜日, 20 11月 2021 06:34)
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